2017年06月22日

言ってはいけない 残酷すぎる真実

2017年読書:22冊
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言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書) -
言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書) -
この社会にはきれいごとがあふれている。人間は平等で、努力は報われ、見た目は大した問題ではない---だが、それらは絵空事だ
本書の主張、道徳的な視点は考えずに言うと、明確明瞭で筋が通っている。
 運動能力は、遺伝するが、IQ(知能)になると、遺伝よりも環境のほうが重視される。良きことが遺伝されるのであれば、逆に悪きことも遺伝される。が、往々にして悪きことと遺伝を結びつけることはタブーである。
努力は遺伝に勝てない!と身も蓋もなく言ってしまうと、社会的に困る。例えば、今の教育は、知能はある程度平等であるという前提で成り立ってる。
 
 最終章、心理学者ジュディス・ハリス・リッチの集団社会化論は特に惹かれた。「ハリスは、子どもの人格は、遺伝子的な適正と友だち関係の相互作用のなかでつくられる」。要約すると、親による子育てよりも、友だちとの相互関係と遺伝子が、子どもの人格を形成する。友だちとの集団の中で、自分自身の性格=役割が形成される。親による子育てが軽視されている想いはあるが、府に落ちる部分もある。ハリスも主張しているが、それならば子育てとして、「親のいちばんの役割は、子どもの持っている才能の芽を摘まないような環境を与えることだ」。なるほど、妻と話し合う必要がでてきました。


posted by のびー at 00:00| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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